<笛作り>参


小池裕二郎考案の篠笛の特徴

         
<篠音笛(しょうおんぶえ)>


「篠音笛」とは一般に昔から横笛、篠笛、竹笛、などと呼ばれる女竹で作られた笛の事です。特徴としては、従来の邦楽は勿論、洋楽まで吹けて、しかも指穴の位置も吹き易く工夫されている発明、新案ものです。従来、邦楽専用、洋楽専用の篠笛はありますが。古今東西どこの音楽でも吹けるのが篠音笛です。七の指穴〜三の指穴まで同じ大きさ、二の指穴がやや小、一がそれより小さい。笛として自然な形でしょう。ピッチは八笨の六、6の音がAの440hz(真中)を基本にします。カリA450hz、大メリFIS450hz。従ってピッチの幅は最大1音と2分の1音とれます。(この音の幅は奏者の技量にて変わる。)筒音は2オクターブ下のA440hz(真中)につくる。この「音の幅」がドレミの三つの低(呂)中(甲)音に対応する。洋楽に「対応」する笛のゆえんで「半作音楽器」。奏者の耳と音感でいかようにもなります。(詳しくは、横山政司著「初めての篠笛」ご覧あれ。)歌口の形も、真円か楕円かより、大きさや笛の太さとのバランスで音の幅は変わる。歌口の形状、大きさ、エッヂの角度、各指穴の形状、大きさ、ピッチの基準、など個人好み、流派での違いがあり、指示が有ればそのように作ります。調子は六笨、六笨半、七笨、七笨半、八笨のように「半」もご要望で作ります。また、六笨と七笨の間に、流派によって六の1笨、六の2笨、六の3笨、七笨調子のように細かく変えて作る事もします。
加えて竹材の好みにも応じます。女竹の重さ硬さ、煤竹か白竹か塗りかの違いで音質が変わります。高価な笛ほど出来た笛を吹いて試して納得してから買われる事をお勧めします。当方ではそれが出来ます。ただし、浜松に来られないと出来ません。是非いらして下さい。常に、篠笛、煤篠笛、煤八割返し能管、煤龍笛、などの在庫を置いています。お尋ね下さい。売り切れたらオーダーでつくります。ご注文はメールまたはお電話にて。


珍しい蓬莱竹煤竹笛
27本セット

能管の製作
能管断面

能管製作

能管製作
巻き前の能管

桜樺糸の仕込み
240時間掛けての
継ぎ、削り前

一閑張筒
煤八ツ割返し
桜樺巻き能管

雑誌「街角」より

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表紙写真
「写真集浜松
技術と文化の世界都市」
浜松市広報課刊

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